A.お口を大きく開けると、あごが痛かったり「カクッ」と音がしたりするのは、顎関節症が関係しているかもしれません。
なぜなら、あごの痛みや異音を引き起こす原因には、
- かみ合わせが悪い
- 歯ぎしりや食いしばりをしている
- ほおづえをつく癖がある
- 片側の歯で噛む癖がある
といったものがあり、その影響で2人に1人の日本人が顎関節症になっているといわれているからです。
対処法としては、
- 正しいお口の開け方を学ぶ
- あごに負担を与える癖を治す
- 夜間にマウスピースをつけて歯を守る
- かみ合わせを正しい位置に治す(矯正)
などの治療を歯医者で受ける方法があります。
症状によっては手術が必要になるケースもありますが、その場合は総合病院での治療が必要です。
「朝はあごがだるい」「友人や家族に歯ぎしりを指摘された」などの自覚症状がある場合には、早めに歯医者へ相談したほうが良いでしょう。